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エヴァンゲリオンバトルフィールズをまだやっている

 多分、もっと有意義な時間の使い方がある

 

 エヴァンゲリオンバトルフィールズをまだやっている。およそ三日目になれば自分自身このゲームのことがよくわかるようになってきた。それはほかのプレイヤーもゲームに同様のようだ。現在(2014/4/18の夜)、僕はバトルスコア500のあたりを行ったり来たりして、ランキングは1000位~3000位を行ったり来たりしている。

 たぶんこれくらいならカジュアルにプレイしている範囲でも到達できる範囲で、これ以上のラインがが熱心にやっているユーザーの層だろうか。手こずっているとあっという間に3000位くらいまでは落ちるが、それ以上は落ちないので、そこからプレイヤーの層が何となく把握できるというものだ。

 対人戦を数こなしたので、概ねこのゲームのバランスに関しても体感でわかってきたと思うし、「まあこんなものだろうな」と思った。満足だ、とまではいかないが、ある程度納得のいくラインだと思う。

 強い人にはあっという間にハチの巣にされてしまうし、弱い人にはあっけなく勝ててしまう。実力伯仲したプレイヤー相手に最後の最後で負けたときはそれは悔しいものだけど、まあそういう思いを抱けているということは、まあそこそこのバランスがとれているという事なんだろう。

 18夜追記―このゲーム、時間帯によって自機の動かし心地が違うように感じられる。iphoneの機能で、画面を録画しているときなどはパフォーマンスが落ちて、明らかに勝率が下がっている。ゲーム内のバランスはある程度公平であると思う反面、プレイ環境による格差があるのではないか、と思ってみたりする。

 とはいえ、このゲームわからないことがまだ多すぎる。チュートリアルはあったし、ひょっとしたらそこに必要なことは書いてあったのかもしれない。しかしそれを、僕は早くプレイしたいがために読み流しをしてしまった。それにゲームリリース直後にチュートリアルをやったプレイヤーなどは、半月前の内容なんて忘れてしまっていることだろう。

 このようにプレイヤーはルールを忘れる、あるいは覚えないのが常だが、本作はチュートリアルにあたる部分を再び体験するなり、読むなりすることはできないようだ。

 これは本作の欠点だ、といってもいいだろう。通常の対戦ゲームとはやや異なるシステムをとっているから、なおさらだ。一応トレーニングモードは存在するが、それはNPCとの模擬戦オンリーで、中断することすらできない本番同様の仕様。「やって覚えろ」といわんばかりだ。チュートリアルでは可愛いオペレーター(オリキャラ)が説明してくれたけど、彼女もチュートリアル以来御無沙汰である。さみしい。

18夜追記―彼女は一応イベントシナリオで伊吹と話していた。でもそれだけ?武器交換画面とか編成画面で出番ないの?

 そういうわけで、「やって覚える」ようにしているのだけれど、それでもわからないことだらけ。わからなくっても勝てるし楽しいから良いのだが、そして、ほっといても現代のゲームは有志が攻略を作るのでいいのだが、現在は本当にいちプレイヤーのボクですら手探りをやらされている感じで、何とも言えない。

 ATフィールドだとか、武器やスキルごとの特性、それのもたらす状態異常などは恐らくゲーム内ではきちんと機能しているが、具体的にプレイヤーがそれにどう働きかければよいのかわからないのだ。

 連射武器を使えば必殺ゲージがたまりやすいっぽいとか、クロスボウは発生が早いとか、やっていけば分かるのだが、ゲームは教えてくれない。相手プレイヤーの行動をカットできる武装があるのはわかるけど、どれを使えばカットすればいいのかわからない。

 ATフィールドに関しても「破れば攻撃が通る」し「弾くこともある」のはわかるのだけど、どういう条件で敗れるのか、わからないし、視覚的にそうですよ、と分かるようなゲージもないように見える。体力ゲージバーが二重になってるのがATふぃーるどなのだろうか。

 防御といえば、防御施設云々って出てくるが、それは第三新東京市の設備と関連しているのか。そもそも第三新東京市を開発するのに何の意味があるのか?など、疑問は山積みである。

 先に言ったように、戦闘システムの詳細はプレイヤーには明かされていないが、ゲーム内ではきちんと機能しているので良いのでまだそれはよい。僕は不親切だと思うが、それに関しては今後案内の充実などで改善できるだろう。

 しかし、都市の開発システムやイベント閲覧は本当に何のためにあるのかわからないので、頭を抱えている。戦闘システムはひととおりしっかり作られているだけに、ここのダメさが際立ってしまうのもある。

 一応ゲームメニューでで「ヘルプ」というのがあるので、そこを押してみたら、ゲーム内ではなくSafariが開いて、開発企業のホームページのQ&Aに飛ばされて笑ってしまった。

エヴァンゲリオン バトルフィールズ – Mobcast Games Support

 ここ。正直こういうのはゲーム内でやるべきだと思うのだが… さっき言っていた、戦闘システムを具体的にどう動かせばよいのか、みたいな疑問に対する答えも、全部じゃないけどここに書いてある。もう一度書くが、こういうのはゲーム内部で見られるようにしないとダメじゃないですか?

それはさておき、よくある質問を見てみる。「NERV本部を強化するとどんな効果があるの?」そうそう、僕の疑問にぴったりな質問があった。それを見てみると

施設の種類や施設のレベルの上限がアップします。
また、各建築資材の保有上限もアップします。」

そうですか…え、じゃあ各種施設って何なんだろう。

ネルフ本部

第3新東京市の中心となる建物です。
建築資材の保有数上限や各施設のレベル上限に影響を与えます。

NERV本部のレベルアップをするのは、
「【設計図】NERV本部」が必要になります。

生産施設

建物の建設に必要な建築資材の生産を行う施設です。
レベルアップすると生産効率がアップします。

そ、そうですか…資材を生産して建物を建てると、それが何になるんだろうとか、ここまでなしですね…

で、まあさすがに先ほどまでの疑問にある程度答える質問はあって

防衛施設

バトルフィールズに影響を与える施設です。
バトル中に発動条件を満たすと自動で発動します。

エピソード施設

キャラクターにまつわる、エピソードが発生する施設です。
レベルアップすると新しいエピソードが発生するようになります。

ということなので、町を立派にして、工場で材料を作れば、建物を建てられる。

それが戦闘で援護してくれたり、イベント発生したりするそうです。

うんまあ、公式回答として虚無すぎるけど、こんなもんだろう。

 

 エピソード施設を開放すればイベントがみられるようになるわけだが、キャラクターのイベントもいろいろと微妙だ。連作のエピソードを鑑賞することができるようなのだが、その発生条件もよくわからない。公式が言うには

キャラクターを手に入れること、施設のレベルをアップすること、ゲーム内時間やバトルへの参加など、様々なものがあります。

だそうだ。キャラクターの強化や入手はいいけど、ゲーム内時間ってどうやって進めるんだ…?また、肝心のフルボイス・3Dポリゴンムービーを見られるのは連作のエピソードの山場だったり、冒頭だけだったりするのでファン的には残念である。

また、このゲームには先に述べた連作ストーリー「クロスエピソード」の他に、何気ない日常を見る「スタンダードエピソード」があるのだが、これは何回でも発生する。つまり同じシナリオを何回も読むことになる。俺はもう、これまでに何回ケンスケが公園でボートを浮かべていたか、回数を忘れてしまった。この終わりのないくりかえしのイベントの悪夢は、ホロウアタラクシアを彷彿とさせる。まあ、読まなくてもいいのだが、建築資材がちょびっともらえたりするので、一応読んでもらっておかないともったいないな、と思ってしまうのだ。そこまで来ると一体何のためにシナリオを読んでいるのやら。

 さてさて、ゲームの欠点をあげつらってもあんまり楽しくないので、今日はこれくらいで。対戦が途中で切断されたり、勝ったのに成績で負けてたりするのは非常にイヤだけれど、それはバグの部分、おいおい改善されることでしょう。それ以上に、もうすこしわかりやすく、そしてキャラクターの魅力があるゲームになってほしいなあ、と思うのだった。

 

 一応過去作エヴァゲーにからめた話も。前回も言及した、新劇場版破公開に合わせて発売されたアクションアドベンチャーヱヴァンゲリヲン:序」は本作にやはり似ている。

 端的に例えれば好評だったシミュレーションゲーム新世紀エヴァンゲリオン2」の箱庭的マップと、人気である「モンスターハンター」シリーズを組み合わせたゲームだった。

 しかし出来上がったものは、そのどちらの足元にも及ばない、いかにもキャラクターゲームらしいやっつけ仕事だった。。エヴァ2で好評だったNPCと主人公の駆け引きのようなコミュニケーションは劣化し、NPCの好感度を上げるためだけに同じ会話を繰り返すだけのシミュレーションパート。そして、せっかく戦闘マップに自動迎撃装置を置いてカスタマイズできるシステムなのに、武器弾数の関係で、最適解としては強い武器庫をたくさん設置するだけになってしまったアクションパート。どちらもバトルフィールズによく似た欠点を持つものだったのだ。

 まあ、バトルフィールズになって「ヱヴァ序」から改善された点も多くあるのではあるが、同じ轍を踏んでしまうことはやはりあるのだなあ、と少し悲しい気分になった。

 

さすがにちょっと読みづらいので夜文章をてなおししました まだ読みづらいですが

 

さがみ

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