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エヴァンゲリオンバトルフィールズはまだ続いている

 5月28日から、エヴァンゲリオンバトルフィールズはシーズン2に突入した。アップデートでゲームのUIや対戦バランスに改修が入り、新しいゲームモード、そして新たなキャラクターやシナリオが追加された。

 

 

 しかし、エヴァ屈指の人気キャラクターであるアスカを、無課金ユーザーはプレイヤーキャラとして使うことは出来ない。シーズンパス(リアルマネーでないと買うことが出来ない)を持っていないとアスカで遊べないのだ。あのBSエヴァの人気投票で一位になった、あのアスカをである。

 

 これには「あんたバカぁ!?」というほかない。今後のアップデートで無課金ユーザーにも入手できる手段が追加されると公式からのアナウンスには書いてあるが、シーズン2開始から二週間が過ぎようとしている今、その気配はない。

 ただでさえあまり盛り上がってるといえないゲームなのに、ここで提供サービスを出し渋って何になるんだろうか…

 なお、新劇場版:破のバージョンの2号機自体は無課金でも入手可能である。2号機だけ入手しても、アスカがいないのでは興醒めであるが、マリを2号機に載せることもまた原作再現である。これに関しては素直に歓迎したい。

 

  シーズン2開始に伴って、アスカの他にゲームオリジナルパイロット涼波コトネが追加された。彼女は無課金ユーザーであってもガチャから入手することが出来る。

 このゲームは、現状ではパイロット間の性能差は非常に希薄であるので、彼女を入手したことでゲームプレイが大きく有利になったりすることはない。

 入手するメリットといえば、彼女の繰り出す必殺技や、彼女の関連するエピソード(=シナリオ、イベント)を見ることができるという点である。

 先述のように僕は課金ありきの構造や、Pay2winが正しいとは考えていない。しかし、ゲームオリジナルキャラクターのシナリオが読める!というだけでは、入手したいと思わせる動機に乏しいようにも感じられる。課金への導線が下手糞だなあ、と苦笑するしかない。

 

 

  幸いにして、僕の主観では涼波コトネのパーソナリティは魅力的である。後輩キャラでネットアイドルというのはいかにもベタな設定ではあるが、少なくとも既存のエヴァキャラとはかぶっていない。同じくゲームオリジナルキャラクターの天城ヒトミとの絡みも多いため、「ゲームオリジナルキャラクター」としての魅力は十分持っているといえる。

 しかし、せっかくの後輩キャラだというのにシンジやアスカとの絡みが未だに少ない。せっかくのオリジナルキャラなのだから、シナリオ面でエヴァンゲリオンのファンにむけた目配せがもう少しあったらよいのにな、と思うことはある。

 キャラクターに関する不満は、今後シナリオ回りの強化が図られることを期待するほかない。リリース当初からずっと退屈なシナリオのゲームであるから、もはや祈るしかない。一方で、ゲームシステムの抱える問題は、やや積極的な改修が行われた。

 NPCのーなぜか銀色で複眼の、どこか旧劇場版でセントラルドグマに打ち捨てられていたものに類似したー零号機をバッサバッサと切り捨てる「グラウンドゼロ」というモードが追加された。これをクリアすることで、シャード(キャラクターを引き換えるためのトークン)や強化素材、コインなどが入手できる。単調でいかにもソシャゲーの周回然としているが、オートモードで勝手にCPUに周回させることもできるため、「稼ぎ」が気軽に出来るようになったことは評価に値するだろう。

 PVP(バトルフィールズモードと呼ばれている)にも少し手が加えられ、武器コストの変更や、新しい種類のスキル・武器の追加など、ゲームバランスを調整しようとする意欲が感じられる。実際にゲームバランスが大きく変貌したようには感じられないが、これも歓迎すべき要素だろう。

 実際、そろそろこのゲームの微妙さが耐えがたくなってきたのも事実である。ほかのプレイヤーも同様なのか、僕は先週はあまり盛んに対戦を行わなかったにもかかわらず、大きく順位が変動することがなかった。プレイヤー数が減少しているからこそ、順位の流動性が減少しているのではないだろうか、と邪推したくなった。

 

 

 

ここまで読んでくれたならうれしいが、実はエヴァBFでもっとも愚かで奇妙な要素である、エヴァの形のリードコントローラーを先日購入した。それに関してもいくつか言いたい事があるので、別の記事で取り上げたいと思う。