アフガン相模空港

悪質なフェイク記事を発信することで有名なサイトです。皆さん気をつけてください。

エヴァンゲリオン公式アプリのミニゲームがよい

5/22 記述を訂正しました 

youtu.be

「ペンペン南極大冒険」に続き、EVA-EXTRAに新たなミニゲームが追加された。

「エントリープラグ飛ばし」だ。

 「ペンペン南極大冒険」は、ペンペン主人公のミニゲームという一発ネタかと思いきや、往年のレトロゲームけっきょく南極大冒険」の魅力的なパロディだった。三つのステージには多彩な使徒が登場し、後半ステージではそこそこの難易度を誇る割り遠くの深いゲームだったが・・・

 今回の「エントリープラグ飛ばし」も、タイトルの時点でオチている。第伍話ー新劇場版では序で描かれた、零号機の起動実験中に射出されたエントリープラグが、試験場の天井に突き当たって暴れるシーンをパロディにしたものだろう。

 レイが生死の境を彷徨っているシーンをゲームにしてしまう発想がまず、ブッとんでいる。ギャグ時空のリツコが発案したんじゃないか?と推測したくなるくらいだ。

 ふざけた印象を受けるが、今回もなかなか侮れない完成度を誇っている。エントリープラグのスラスターの挙動は敏感だが、ストレスにならない絶妙なラインで、「ペンペン南極大冒険」にもあった謎のボーナスアイテムも健在だ。綾波の零号機が題材だから「ラーメン」(にんにくラーメンチャーシュー抜きは人気投票でも健在でしたね)がでてくるのも可笑しい。そしてあくまでもメインがビールなのもクスリと来てしまう。

 スクロールされる背景にも遊び心がちりばめられている。たまに頭を抱えて苦しむ零号機が流れていくのはほほえましいし、背景に映る窓にもバリエーションがある。

  そして、BGMに、これまでエヴァ本編では未使用だったものの、旧劇場版の予告編で強い印象を残した、ヴェルディのレクイエム「怒りの日」を使う大げささも、きちんとファンの喜ぶツボを押さえているな、と感じられる。ここまで有名無実になっていた、アプリ内のネルフ・ヴィレの陣営要素がスコアランキングで表示されるのも興味深い。

 シンエヴァの当初の公開予定時期が近づき、EVA-EXTRAの内容は最近ますます充実しているが、ここに来てゲームがさらに追加されるのは予想外で、喜ばしいニュースだった。

「ペンペン南極大冒険」がレトロゲームのパロディだったとするならば、今回はフラッシュゲームのパロディといえるのではないだろうか、と思う。これに関しては系列だった定義や説明がないため、私見ではあるが、ラン&ジャンプのゲームはフラッシュやブラウザゲームでかつて非常に人気だったと記憶しているからだ。

 さて、「ペンペン南極大冒険」に関しては、元株式会社バカ一代代表で、現在は株式会社ワイソーシリアス代表の斉藤大地氏が関与しているようだ。https://whysoserious.jp/news/i-created-a-mini-game-called-the-eva-extra-mini-game-called-the-pen-pen-antarctic-great-adventure-the-official-application-of-the-eva-extra

ロードス島戦記やNG騎士ラムネのゲームを作っている人だから、こういったオタク受けのツボをつくのもお手の物ということなのだろう。「ペンペン南極大冒険」に関して言えば、BGMに「幸せは罪の匂い」のフレーズが引用されていたのがマニアックなところを突いていて面白いなあ、と感じたりしたものだ。

 今回の「エントリープラグ飛ばし」も斉藤大地氏が関わっているかどうかは定かではないが(ペンペン〜にあったチュートリアルがなかったり、ビールのドットが違ったり差異が見られる)こうして遊び心のあるミニゲームが今後も追加されることに期待したい。

 

 最後に、一応エヴァBFのオリジナルキャラクターについて詳しい情報が出たので紹介する。

 オペレーターの天城ヒトミのほかにこうして新しいキャラクターが出ることは寧ろソシャゲらしくてどんどんやってほしいな、と思った。しかし現状エヴァBFにはパイロットが少なすぎるから、彼女が実装されてもプレイアブルキャラクターである保証はない。エヴァBFはどうなってしまうのだろうか・・・

f:id:sivedisc:20200522113537p:imagef:id:sivedisc:20200522113543p:image

ゲームオリジナルパイロット、涼波コトネとの関連性は不明だが、すでにエヴァBF本編でネットアイドルエヴァパイロットのキャラクターが示唆されている。このまま独自路線を走ってくれれば良いのだが。