ただで映画を見よう
インターネットの進歩というのはすさまじいもので、昔では信じられなかったような量の映画が家にいるまま見られるようになる時代になりました。やはりAmazonやネットフリックスなどの定額見放題サービス、いわゆるサブスクのそれが目覚ましいですが、お金を出さなくても結構映画やアニメを見られたりします。
それこそ、Youtubeには20年前からアニメや映画が無断でアップロードされていましたが…そうではなく、公式に権利を取得して配信されているものだけでもかなりの量があるという話です。広告で収益を得る、AVOD(Advertising Video On Demand)という仕組みで、日本ではGyaoやABEMAなどが大手でしょうか。
Youtubeの公式チャンネルが宣伝などを目的にエピソードを無料配信する例も増えてきました。
ガンダムチャンネル。これバンダイチャンネルと名前が紛らわしくないか?
色々あるけどルパン三世が嬉しい。
ここで出崎版BJを全編配信しててびっくりした。
この辺りが大変熱心にアニメの本編を配信していて、非常に有難いなと言った具合です。
で、まあこれは前置きで、これらは所詮国内で展開されてるサービスで、コンテンツも国産のものが中心です。(だからタイトルに反してアニメのチャンネルばっかり)
ですが幸いにして、海外でも類似のサービスが展開されているのでそれを備忘録代わりに上げようと思ったんですが、やや偏ってる気がします。今後追加するかも。
モスフィルム。ロシアの映画会社だけれど英語字幕がついているので見やすい。
シャウトファクトリー。本当は特撮などのサブスクライブの会社だけれど第一話を宣伝のために無料配信している
雑多なものを配信してるが個人的には「ハイランダー」をやってて嬉しかった
これらはすべて、英語や外国語で配信されているため、非英語話者には若干とっつきづらいものがあるんですが、そこはYoutube、機械翻訳機能でとりあえずは理解可能にしてくれるのでありがたいところです。きっとこれ以外にもチャンネルはたくさんあって、パブリックドメインでアップロードされた映画などを含めれば膨大な数にはなるのだけれど…権利関係が怪しいものも少なからず入ってくるので、ここまではセーフと線引きするのは難しいでしょう。
ところで、著作権というものは海を越えれば条件も変わるもので、それがビデオソフトのリージョンコードなどにも表れているわけですが、これはネット動画配信でも例外ではありません。Youtubeの他で映画を無料配信しているサービスを見つけようとしましたが、これが結構日本国内では見ることができないものばかり。VPNを通して国籍詐称をすれば見る事もできましょうが、そこは権利的にはやや、怪しい範囲になるのではないかと思われます…
そんな中で唯一国内からも見ることができたのがこのPLEXでした。本来これはPCに入ったビデオや音楽を管理するメディアセンター的なサービスで、VODは本体ではないようなのですが、なかなか配信内容がマニアックで魅力的なんです。
「SFレーザーブラスト」
— アフガン航空相模 (@AviationSagami) 2020年11月15日
「コンボイ」
「スパルタンx」
「オフサイド7」
「the tingler」
「死を呼ぶエイリアン脱出計画」
「ゾンビ特急地獄行き」
「世界はこうなる」
「コフィー」
うーん、バカの映画館という感じがして最高。
plexっていう海外の映画ストリーミングサービスで、広告付き無料です pic.twitter.com/FW8zDCPJ96
やはり古い映画が多いですが、SFやホラーの中でもマニアックなカルト映画がそろっていてなかなか魅力的。上に上げたほかにも韓国の怪獣映画「大怪獣ヨンガリ」とかもあります。映画マニアを唸らせるラインナップなので、お試しあれ。